MDB市場情報レポート

シェアードサービス市場

1.市場規模の推移
 シェアードサービス市場の規模を金額ベースでみると、2007年で約4,500億円と見込まれる。シェアードサービスを行う企業(2007年で200社 以上とみられる)の売上高の総和であり、一部企業の物販等シェアードサービスとは言えない売上の計上分を含むが、わずかである。
 市場規模の伸張の要件としては、参入企業の増加と、参入(設立)間もない企業が、親会社の本社から工場や支店・営業所といった各拠点まで拡大して行く 事、さらにはグループ会社といった受託先の増加に伴い急成長していく事が挙げられよう。





2. 参入企業
 シェアードサービス企業の社名は、親会社の社名、略称等を冠して、「シェアードサービス」、「ビジネスサービス」、「マネジメントサービス」、「ビジネ スサポート」等と続けるケースが多い。また、業務内容を絞って専門・特化した企業はそれを示すネーミングとする例(経理業務→「アカウンティングサービ ス」、金融業務→「フィナンシャルサービス」、人事あるいは人材派遣→「パーソネル」など)も目立つ。
 本社所在地は、親会社本社同場所ないしは至近にあるケースが圧倒的に多い。サービス対象業務の進め方にもよるが、本社のみの場合と、本社以外に支店など の拠点を有する場合とがある。前者は、ネットワークシステムの進化で本社のみでシェアードサービス業務を行い処理しうるケースであり、後者の例としては工 場などのサービス対象企業の主要拠点にスタッフを配して処理業務をこなす場合である。
 シェアードサービス企業を設立する親会社は、人数規模の点から概して大手企業が多い。しかし、数百人規模の中堅企業でも設立例はみられる。グループ展開 をしている中小規模の企業の場合、事業会社と切り離して持株会社がシェアードサービス業務を行うケースもある。







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