MDB市場情報レポート

アイシング用品

1.市場規模の推移
 冷却シートは、認知度が9割を超えているが、1999年度の90億円をピークに漸減傾向にあり、市場のライフステージで言えば既に衰退期に入っている。
 アイス枕はほぼ横ばいである。熱帯夜の暑さ緩和にも使用されている。
 冷却ベルトは、額への使用から首に巻くなどへと使用シーンが広がっており漸増傾向である。主婦が家事などのおりに使用する等の用途が展開されている。何度でも繰り返して使える、体にしっかり固定できる、冷たさが持続する点が受けて需要量が増加している。
 冷却スプレーは、タオル、ハンカチの他に帽子の内側、ソックスの上からなど使用場面が豊富で、屋外作業、アウトドアレジャー等に使用されるケースが増え ており漸増傾向である。





2. 参入企業
 参入企業には、製薬企業が最も多く、各社に冷却シートをOEM供給しているダイヤ製薬、アイス枕2番手の小林製薬のほか、エスエス製薬、帝國製薬、久光製薬、ピップフジモト等がある。衛生・日用品メーカーからは、アイス枕のトップメーカーである白元、冷却シートの2番手であるライオンの他、桐灰化学、玉川衛材、ダンロップホームプロダクツ、ニチバン、ケンユー等が参入しており、スポーツ・健康産業からは、冷却スプレーのアシックス、冷却パックのロッテ健康産業が参入している。
 また、建機リースの台東機械は、エアゾール充填会社との共同開発で冷却スプレーを発売している。これは、灼熱の現場で働く工事現場のニーズから商品が誕生したものである。また、冷却/温熱パッドの富士商は昭和シェル石油の特約店である。





※MDB市場情報レポートは弊社で独自に調査した結果を公開しております。
 個別受託案件を一般に公開することはございません。