MDB市場情報レポート

マタニティウエア

1.市場規模の推移
 マタニティウエアの市場規模を示す公式統計は見当らない。そこで、妊婦の総数にマタニティウエアの購入額を乗じることで市場規模を推定した。
 まず、妊婦の総数は、母子衛生研究会「母子保健の主なる統計」から「妊娠届出数」を参考とした。ただし、2人目の妊娠の場合、1人目で購入したマタニティウエアをそのまま使用する率が高いと考え、子どもがいる家庭の子ども数を国立社会保障・人口問題研究所「わが国夫婦の結婚過程と出生力」から得て除した。また、2人目の妊娠であっても新たにマタニティウエアを購入する場合もあるので、その分を考慮した。次に、妊婦1人あたりのマタニティウエアの種類別所持数を推計し、単価を乗じて妊婦1人あたりの購入額を算出した。





2. 参入企業
 マタニティウエアは元来、子供服メーカーが片手間に手掛けている程度であり、市場規模が小さいだけに新規参入があまりなかった。また、既存企業もリスクを負ってまで新しいことに挑戦しようとはしない傾向にあった。
 このような状況が、ここ10年で様変わりしている。参入企業としては、マタニティ用品を中心にビジネスを展開している犬印本舗、キャン、マタニティ用品などの通信販売のエンジェリーベ、レモール、通販全般を取扱う千趣会、セシール、ベネッセコーポレーション、婦人服製造卸のクロスプラス、子供服卸のノアワールド、マ・メール、ベビー用品の赤ちゃん本舗、関西ベビー、子ども用品・ベビー用品・生活雑貨の西松屋チェーン、婦人服・服地・子供服のタキヒヨー、そしてDC(デザイナー・キャラクター)大手のファイブ・フォックス、ワコール等、多彩な顔ぶれがプレーヤーとして売上を拡大している。



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