MDB市場情報レポート

タイヤ応急修理キット(新車用)


1. 市場規模の推移
 市場の誕生からまだ8年と歴史が浅い上に、1社の独占市場であること、さらには自動車メーカーとの搭載車種の契約次第で販売実績が大きく左右されること から、これまでの市場規模は基本的には急成長しているといえるものの、車種が増えない年の伸びはややスローペースになってしまっているのは否めない。
 2006年度はホンダ・ゼストや三菱・アイなどの新型車種への搭載契約が決まり、販売台数を大きく伸ばしている。ただし、搭載に関して自動車メーカー側 の捉え方はまだ試験的導入の色合いが濃く、自動車メーカーの意向で搭載車種の変更も余儀なくされることから、安定的に市場が拡大するにはまだ時間がかかり そうだ。



<タイヤ応急修理キットの市場規模>
(億円/メーカー出荷額ベース)
年度 1999〜2002年 2003年 2004年 2005年 2006年
市場規模 6.4 20.8 36.8 40.0 56.0
伸び率% - 325.0 176.9 108.7 140.0
当社推定


(単位:億円)


2. 参入企業
 業界関係者によると、2007年3月現在、住友ゴム工業以外ではブリヂストンがTMKというタイヤ応急修理キットを今月(2007年3月)に発表したこ とによって、国内ではこの2社が参入企業となっている。

<参入企業一覧>
住友ゴム工業 大阪本社:神戸市中央区脇浜町 3-6-9
東京本社:東京都江東区豊洲3-3-3
ブリヂストン 東京都中央区京橋1-10-1


 海外では、BMWやミシュランなどが当該商品を開発し、BMWは自社製品の「Z3」などに装着、ミシュランはフィアットなどに商品供給を行っている。海 外における市場動向の詳細は把握できていないが、住友ゴム工業のIMSも元々は海外の技術を取り入れて開発されたものとされている。



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