MDB市場情報レポート

オーダーリングシステム


1. 市場規模の推移
 オーダーリングシステムの市場規模は2005年度で390億円と推定される。
 オーダーリングシステム市場は、病院・診療所における情報システムの中でも大きな市場のひとつであるが、システムの主流がフルオーダー型から、パッケー ジ型へ移行していることから、1施設当たりに対する販売単価が低下傾向にある。
 また、電子カルテシステムの中には、オーダーリングシステム機能を包括しているものが多いため、オーダーリングシステム単体ではなく、電子カルテシステ ムへ移行していることも市場縮小の理由と推測される。
 なお、厚生労働省統計情報部が2006年11月末に公表した2005年「医療施設調査・病院報告」によると、オーダーリングシステムを採用している病院 は、1986施設で全病院の22%となっている。




(単位:億円)
年度 2003年度 2004年度 2005年度
オーダーリング システム 400 395 390


※メーカー出荷金額ベース
当社推定


2. 参入企業
 オーダーリングシステム市場の参入企業は30社内外であるが、電子カルテシステムを取り扱う企業が主体となっている。
 シェアトップは電子カルテシステム同様、富士通であり次に日本電気、シーエスアイ、ソフトウェアサービス、日本アイ・ビー・エム、東芝住電医療情報シス テムなどである。
 なお、日本電気とシーエスアイは、2003年より医療情報システムにおける技術、販売、プロモーションに関して提携していたが、2007年3月には日本 電気のシーエスアイに対する出資比率は8.16%となり、日本電気はシーエスアイの筆頭株主となっている。

企業名 所在地
富士通 神奈川県川崎市中原区上小田中 4-1-1
日本電気 東京都港区芝5-7-1
シーエスアイ 北海道札幌市中央区南3条西 10-1001-5
ソフトウェアサービス 大阪府大阪市淀川区西宮原1- 7-38
東芝住電医療情報システム 東京都品川区東品川4-10- 13
日本アイ・ビー・エム 東京都港区六本木3-2-12
日立ソフテック 東京都港区西新橋2-15- 12
日本事務機 東京都千代田区神田小川町3- 12



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