MDB市場情報レポート

順番案内システム


1. 市場規模の推移
 順番案内システムは、非常に狭い市場であり大手企業の参入がないニッチな市場でもある。
 メインユーザーである金融機関は、統廃合による支店数の減少、設備への投資の抑制、導入の一巡が見られたことなどから需要は減少傾向で推移している状況 にある。しかしながら、個人情報保護法、順番待ちに関する顧客満足度の向上を図る企業姿勢への投資意欲の回復などから2005年度は対前年比30%増の結 果が見られた。具体的には、携帯電話や病院の会計への導入など従来の顧客であった金融機関以外への普及が増加していることから市場が大幅に伸びている。



(単位:億円)
年度 2003年度 2004年度 2005年度
順番案内システ ム 1,200 1,050 1,320


*メーカー出荷金額ベース
当社推定


2. 参入企業
 参入企業は非常に少ない。シェア大手企業としては、(株)明光商会と、グローリー(株)が挙げられる。グローリーは紙幣、硬貨係数機のトップメーカーで あるが、銀行との取引があるなかで順番案内システムを開発・販売してほしいという要望に応えて参入した経緯がある。
 一方、明光商会は、シュレッダーの取引先であった銀行の要望により順番案内システムを開発し、参入している。
 これら上位メーカー以外の参入企業も、顧客からの依頼で製品化に至っているといわれており、専業の企業は不在である。既存の取引先である銀行や郵便局、 官公庁からの要望に応えて開発・販売している企業が参入しているのみという特異な市場である。
 なお、市場規模が小さいため、富士通、NEC、オムロンなど大手メーカーは参入していない。。

企業名 所在地
(株)明光商会 東京都千代田区五番町1-1
グローリー(株) 兵庫県姫路市下手野1-3-1
ローレルバンクマシン(株) 東京都港区虎ノ門1-1-2
廣友物産(株) 東京都港区赤坂1-4-17 廣友ビル



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