MDB市場情報レポート

紳士用アパレル


1. 市場規模の推移
 紳士用アパレルの市場規模は2005年で2兆4,500億円(メーカー販売金額)と前年より5%の増加となった。不況感と競争激化からの価格ダウンから 市場はマイナス成長が続いていたが、2005年はプラスに転じている。
 2005年に入って景気回復の兆しが見え、ゆるやかに消費意欲も回復してきたことや、季節的要因に助けられた。春先は低気温のため春物衣料は伸び悩んだ が、冬場は厳冬となり、防寒衣料の販売が拡大した。
 さらに、環境省が提唱する、夏の「クールビズ」(6月1日〜9月30日)、冬の「ウォームビズ」(11月1日〜3月31日)により、新たな需要が生ま れ、市場への好影響となっている。これらにより、マイナス成長が続いていた市場がプラスに転じることとなった。



市場規模推移
  2003年 2004年 2005年
販売金額※1(億 円) 26,500 23,300 24,500
※1:メーカー販売金額
当社推計




2. 参入企業
 日本国内で、「衣服」を製造する事業所は、2004年で約3万か所とされる(「平成16年事業所・企業統計調査」)。
 本市場の業界団体としては、(社)日本アパレル産業協会があり、衣料品の商品企画力を持ち、かつ生産・販売機能を有する法人が正会員として加盟してお り、約240社となっている。このうち、何らかの形で紳士用衣料品を手がけているのは半数程度と見られる。
 以上を鑑みると、自社のブランドを保有し、企画、製造、販売を行い、かつ百貨店などを含めて全国チャネルを有するのは数十社程度と見られる。主な企業は 以下のとおりである。
 上位企業は、スーツ、上着、シャツなど、紳士用洋服を幅広く展開しており、有力ブランドを保有し、毎年新たなブランドの投入を行っている。一方、シャ ツ、下着類を手がけている企業は、それらに特化している場合も多い。

有力参入企業一覧
企業名 所在地
イトキン(株) 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-1- 1
(株)オンワード樫山 東京都中央区日本橋3-10- 5
小杉産業(株) 東京都中央区築地6-19- 20
(株)三陽商会 東京都新宿区本塩町14
(株)ジョイックスコーポレー ション 大阪市中央区谷町3-6-4
トミヤアパレル(株) 東京都港区南青山4-1-6
(株)ファイブフォックス 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-60 -7
美濃屋(株) 岐阜市柳津町高桑5-112
(株)レナウン 東京都品川区西五反田8-8- 20
(株)ワールド 神戸市中央区港島中町6-8- 1



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