MDB市場情報レポート

航空フォワーダー


1. 市場規模の推移
 円安=輸入減、円高=輸入増という公式パターンが定説となっているフォワーダー業界において、1996年からの円安傾向は、同業界に大きなインパクトを 与えた。さらには、国内消費の低迷も大きな要因となって、国際航空貨物の輸入量にダブルパンチを食らわす格好となった。しかし、2002年ごろから徐々に 景気が回復し、国内消費も回復基調に向き始めたことなどから、輸入量も持ち直し、増加傾向に転じるようになった。2006年の落ち込みは気にするほどのも のではないという見方が大勢を占め、2007年には再び増加傾向になるものと見ている。



<国際航空貨物輸入量の市場規模>
(単位:万トン)
年次 2004年 2005年 2006年
市場規模 124 126 118
伸び率(%) - 101.6 93.7
出所:(社)航空貨物運送協会




 国際航空貨物の輸出量は、半導体などの輸出調整があったことが影響して、2005年はやや減少傾向となったが、全般的には景気回復の影響を受け、取扱数 量は増加傾向となっている。
原油高騰による航空会社の燃料コスト負担の影響で、荷主企業における輸送コストの負担は大きくなっているが、今のところ取扱数量への影響は見られていな い。

<国際航空貨物輸出量の市場規模>
(万トン)
年次 2004年 2005年 2006年
市場規模 130 129 132
伸び率(%) - 99.2 102.3
出所:社団法人航空貨物運送協会




2. 参入企業
 国際航空フォワーダーの参入企業は、約100社。このうち、(社)航空貨物運送協会の正会員として登録している企業は83社となる。
大手フォワーダーといえるのは、以下の5社である。その他多数は中堅・中小企業で構成されている。

大手国際航空フォワーダー企業
企業名 所在地
日本通運(株) 東京都港区東新橋1-9-3
(株)近鉄エクスプレス 東京都千代田区大手町1-6- 1
郵船航空サービス(株) 東京都中央区日本橋箱町30- 1
西日本鉄道(株) 福岡市中央区天神1-11- 17
(株)阪急交通社 大阪市北区西天満6-4-18


その他、(社)航空貨物運送協会の国際航空貨物正会員登録企業:(50音順)
出所:(社)航空貨物運送協会




※MDB市場情報レポートは弊社で独自に調査した結果を公開しております。
 個別受託案件を一般に公開することはございません。