MDB市場情報レポート

美容学校


1. 市場規模の推移
 美容学校の市場規模は2005年で2,000億円、前年比は104.2%と推定される。若い男性の美容店利用の増加や、さらにファッションの多様化に伴 いヘアスタイルバリエーションが増えたことなど、美容店を取り巻く環境の向上が美容学校市場への追い風となっているようである。
 また90年代後半に巻き起こった「カリスマ美容師」ブームは、2000年に入ってから一服した感があるものの、メディアを中心として活躍しているヘアメ イクアップアーティストは多く、現在でも若い女性を中心に支持されている。
 このような背景から華やかなファッション業界と重ねて美容業界を目指す若者は男女を問わず増加しているようだ。




(単位:億円)
  2004年 2005年 2006年予測
美容学校 1,920 2,000 2,060
当社推定


※理容師養成学校、理容師養成クラスを除いたものとする。


2. 参入企業
 厚生労働省の発表の「衛生行政報告例」における2005年の美容師養成施設(美容学校)数は、約250である。そのうち代表的な美容学校は、株式会社山 野学苑の「山野美容専門学校」、株式会社ロイヤルの「ベルェベル美容専門学校」、学校法人三幸学園の「ビューティーアート専門学校」、学校法人メイ・牛山 学園の「ハリウッド美容専門学校」、学校法人国際文化学園の「国際文化理容美容専門学校」などがある。大手については、都市部に複数校展開している場合が 多い。ただし全国展開を行っている法人はまだまだ少なく、今後グループ化などが進む可能性がある。
 また大手人気養成機関では、産学協同教育システムを導入、企業や業界とのパイプを強化し就職につなげたり、メイク、ネイルのほかにファッション、ブライ ダルビジネス、エステなど総合的な美容カリキュラムを提案し差別化を図るなど、少子化のなかでの学生確保のため様々な試みが行われている。

<主要参入美容学校>




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