MDB市場情報レポート

子供用写真館


1. 市場規模の推移
 写真館業界全体が近年のデジタルカメラやカラープリンターの高機能化を受けて、厳しい経営状況にあるなか、子供用写真館の市場規模は右肩上がりで成長し ている。2005年度においては、当社推定で350億円規模の市場を形成していると見られる。
 とくに、少子化傾向というマイナス要因があるにもかかわらず、近年でも成長スピードは衰えていない理由としては、七五三を中心とした記念撮影需要を取り 込むなど、子供の成長を記録することに対する価値観の高まりや、シックスポケットという言葉が示すよう今後もこの傾向は継続し、市場規模は堅調に拡大基調 で推移するものとみられる。




(単位:億円)
年度 2003年度 2004年度 2005年度
子供用写真館 270 320 350


*金額は子供用写真館業者売上高ベース
当社推定


2. 参入企業
 子供用写真館業界は、前述のとおり市場が拡大傾向にあるため、新規事業者も多く参入している。
 参入企業は、DPE等の写真現像やカメラ業界からの関連多角化型と、子供用品市場や子供用衣装などの異業種参入型に分けられる。関連多角化型参入企業 は、チェーン展開で店舗数を拡大する傾向にあり、異業種参入型企業の店舗数は小規模にとどまっている。
 また以前は光学デバイス・印刷大手のコニカミノルタホールディングス(株)も子供用写真館事業に参入していたが、中核事業の情報機器分野、光学及びディ スプレイデバイス分野へ経営資源を集中するため、2006年4月に(株)キタムラに営業譲渡をおこない、子供用写真館事業からは撤退した。この営業譲渡に より、キタムラは関東、北海道地区を中心に店舗数を増加させている。

   
企業名 所在地
写 真 カメラ業界からの参入 スタジオアリス 大阪市北区梅田1-8-17
スタジオマリオ(キタムラ) 神奈川県横浜市港北区新横浜2 -4-1
写真館ピノキオ 東京都板橋区赤塚2-31- 18
スタジオパレット 東京都千代田区五番町1
異 業種からの参入こども写真ファンタジア東京都台東区元浅草2-6-7
その他(呉服店・貸衣装店・美 容院など)  



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