MDB市場情報レポート

ビリヤード場


1. 市場規模の推移
 レジャー白書(社会経済生産性本部)調査をもとにビリヤード市場規模(ビリヤードに要した費用)を推計(参加人口×年間平均費用)すると、2005年で 約497億円となる。
 ビリヤードの費用は、通常はビリヤード施設に行って、用具を借り、プレイをするといったものであり、ゴルフなどのように自前の用具代等はごく一部をのぞ いてほとんど発生しない。したがって市場規模はビリヤード場へのゲーム料金と見ることができる。
 2005年は前年より30%近くのダウンとなっている。これは、参加人口は増加しているものの年間平均費用が大きく下回っていることによる。ビリヤード に投ずる費用が低下した要因としては、時代のひとつのトレンドである低価格化の流れがあげられる。
 10〜15分間100円で、ビリヤードも含む種々のゲームができるタイムアミューズメント施設の台頭、ビリヤード場だけでなく、異なるゲームとの競合な どによりゲーム料金が低下している。




<ビリヤードの市場規模推移>
単位:百万円、万人、千円
2003年 2004年 2005年
市場規模(A ×B) 41,500 69,000 49,700
参加人口 (A) 670 670 710
年間平均費用 (B) 6.2 10.3 7.0
A、B:レジャー白書(社会経済生産性本部)
市場規模はビリヤードに要した費用の推計




2. 参入企業
 ビリヤード施設は、承認、届出が不要で業界団体などが存在しないため、全国的な統計はない。用具その他から推定すると現在、全国で3,000件前後存在 するのではと見られる(経済産業省・サービス業基本調査のその他の遊戯場の統計及びタイムアミューズメントセンターなどを加味して)。
 単独店での展開が多く、法人として多店舗展開をしているのはタイムアミューズメント施設など総合的にとりくんでいる企業である。多くは全国に店舗を展開 しており、代表的な企業としては以下のようなところがある。

企業名 所在地 主なブランド
(株)ランシステム 東京都豊島区池袋2-43-1 自遊空間
(株)バグース 日立市若葉町1-17-1 ビリヤードバグース
(株)ラウンドワン 堺市堺区戒島町4-45-1 ラウンドワン
(株)ネクストジャパンホール ディングス 吹田市豊津町9-1 JJ CLUB100
(株)モンテローザ 武蔵野市中町1-17-3 ワイプ
(株)スガイエンタテイメント 札幌市中央区南三条西1-8 スガイディノス
(株)ナムコ 東京都大田区多摩川2-8-5 ナムコ


 このほかに、ボーリング場、パチンコ店と併設している例も多い。また全国主要観光地の大型観光旅館、リゾートホテルに併設されるケースもある。
 また、以下のようにビリヤード用品(台、キュー、ボールなど)を扱う業者、あるいはビリヤード場経営のコンサルタントなどが直営の店舗を有する場合もあ る。

企業名 所在地
(株)イーアールスポーツ 習志野市津田沼4-10-33
北谷商店 北九州市小倉北区金鶏町1-4
(株)コスモ 東京都港区赤坂3-6-6
末広観光(有) 徳島市南末広町4-95
(有)フォックス 北九州市小倉北区井堀3-29 -18



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