MDB市場情報レポート

商品先物取引


1. 市場規模の推移
 商品先物取引の出来高は2006年で9.274万枚(前年比80.0%)となっている。前述のように、委託者数の減少の影響から業界の市場規模は年々減 少傾向が続いている。




(社)全国商品取引所連合会資料より、弊社作成


(単位:千枚)
  2003 2004 2005 2006年
市場規模(出 来高) 154,071 144,194 113,115 92,740
前年比 111.3 93.6 78.4 82.0


2. 参入企業
 当業界への参入には、主務大臣の許可が必要であり、許可は6年ごとに更新。(社)全国商品取引所連合会「商品取引所年報」によれば、2005年度末の商 品取引員数は86社で、前年度末に比べ10社(▲10.4%)の減少となった。当業界の参入企業数は、年々減少傾向が続き、1996年度末の126社から 大幅に減少した。
 主要商品取引員の営業収益ランキングは下図のとおり(当該収益は企業全体のものであり、商品先物取引業務の収益を示すものではない)。実際に当業界の大 手は、日本ユニコム、小林洋行、岡藤商事、エース交易などが挙げられる。営業収益のランキング1位の日本ユニコムは、商品先物取引業のほかに、金融先物取 引業、商品投資販売業、証券仲介業も営んでいる。第一商品は、1982年の金先物市場(現在の東京工業品取引所)開設時から貴金属受託会員の許可を受け、 貴金属を主体とした営業を推進している。オムニコは、東京穀物商品取引所、東京工業品取引所、関西商品取引所に加入しており、農産物を主体に幅広い商品を 取り扱っている。

<主要商品取引員の営業収益ランキング(2006年3月期、単体)>
商品取引員名 営業収益
(百万円)
期末委託者数
(名)
所在地
日本ユニコム(株) 12,748 5,788 東京都中央区日本橋蛎殻町1- 38-11
第一商品(株) 12,539 3,801 東京都渋谷区神泉町10-10
オムニコ(株) 10,569 3,506 東京都中央区銀座1-20- 14
オリエント貿易(株) 10,461 東京都新宿区西新宿5-3-2
岡地(株) 8,686 4,058 名古屋市中区栄3-7-29
三貴商事(株) 8,468 3,089 東京都中央区東日本橋1-5- 6
豊 商事(株) 8,415 2,174 東京都中央区日本橋蛎殻町1- 16-12
(株)コムテックス 8,189 1,879 大阪府大阪市西区阿波座1- 10-14
(株)小林洋行 8,046 1,277 東京都中央区日本橋蛎殻町1- 15-5
エ−ス交易(株) 7,868 3,532 東京都渋谷区渋谷3-29- 24
サンワード貿易(株) 7,168 1,992 北海道札幌市中央区大通西8- 2-6
カネツ商事(株) 7,159 2,572 東京都中央区日本橋蛎殻町1- 11-5
岡藤商事(株) 6,687 2,183 大阪府大阪市中央区本町3-2 -11
オリオン交易(株) 5,362 2,051 兵庫県神戸市中央区京町67
新日本商品(株) 5,174 883 東京都中央区銀座3-14- 13
日本商品先物取引協会資料より当社作成


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 個別受託案件を一般に公開することはございません。