MDB市場情報レポート

免震装置


1. 市場規模の推移
 免震装置の市場規模は、1995年の阪神淡路大震災以降、年々拡大しており、2005年度では当社推定で100億円の市場を形成していると見られる。
 2004年10月の新潟中越地震や2005年11月に発覚した耐震強度偽装問題などにより、地震対策への関心が高まりを見せており、また、免震に対する 認知度も徐々に向上していることから、市場拡大を減速させる要因はとくに見当たらず、今後も市場規模は堅調に拡大基調で推移するものとみられる。




(単位:億円)
年度 2003年度 2004年度 2005年度
免震装置 70 80 100
※金額は生産高ベース


2. 参入企業
 免震装置市場が確立したのは比較的最近であり、機械部品メーカーが既存技術を活かして参入しているケースが多い。
 例えばTHK(株)は、工作機械などの位置決めに使う直動案内装置「LMガイド」で世界シェア約6割を持っており、その技術をベースに2001年に免 震・制振装置の製造・販売を行うACE事業部を創設して免震装置市場に本格参入している。また、機械工具・工作機械大手の(株)不二越が免震装置市場に参 入したのも2004年と比較的最近である。
 なお、免震装置の製造においては高い技術力が要求されるため、参入企業数は30〜40社程度にとどまっている。上記以外の主要参入企業としては、(株) ブリヂストン、オイレス工業(株)、KYB(株)、(株)日立製作所、新日本製鐵(株)、横浜ゴム(株)、東洋ゴム工業(株)、昭和電線デバイステクノロ ジー(株)、などが挙げられる。

   
企業名 所在地
THK 東京都品川区西五反田3-11 -6
KYB 東京都港区浜松町2-4-1
ブリヂストン 東京都中央区京橋1-10-1
オイレス工業 東京都港区浜松町1-30-5
不二越 富山県富山市不二越本町1-1 -1
東洋ゴム工業大阪府大阪市西区江戸堀1- 17-18
日立製作所 東京都千代田区丸の内1-6- 6
新日本製鐵 東京都千代田区大手町2-6- 3
横浜ゴム 東京都港区新橋5-36-11
昭和電線デバイステクノロジー 東京都港区虎ノ門1-1-18



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