MDB市場情報レポート

医療モール


1. 市場規模の推移
 医療モールの市場規模は、医療費ベースで、2005年1,155億円(前年比141.3%)と推定される。年間で約70〜100件の医療モールが開設さ れており、年率40%超の成長を続けており、2005年には1,000億円を突破する市場となった。
 医療モールが新たなビジネスチャンスとして本格的に注目されだしたのは2000年代に入ってからであり、当時参入意向をかためた、診療所を運営する事業 体(または事業者)による医療モールの第一陣が完成したのが2003〜2004年頃と推測される。
 先述のとおり、診療所にかかる医療費全体の成長は年率1%強にとどまるなかで、医療モール関連の医療費は急拡大している。また、一般診療所の新規開設数 は2005年で5,752件となっているが、このうち、医療モール内での開設数は約7%と推定され、新規診療所開業形態の選択肢としての重要性を高めてい る。




市場規模推移
年度 2003年 2004年 2005年
市場規模金額 (億円) 568 817 1,155
当社推定


※医療費ベース


2. 参入企業
 医療モールの開設及び運営支援にかかる事業体(または事業者)としては、医療コンサル企業、調剤薬局、不動産系ディベロッパー、流通系ディベロッパー、 ゼネコンなど多岐にわたり、これら企業により様々なアライアンスが組まれている。主要企業を下記のとおり示した。
 一方、医療モール内にテナントとして入居する診療所(クリニック・医院)を運営する事業体は、医療法人、(医師)個人、ないし自治体及び公的団体であ る。2005年末で約1,500件が医療モールに入居していると推測される。





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